コース4

日生中央から多田銀銅山・西谷の森公園コース

北摂里山トレイルの中で最も距離が長いコースです。古い歴史をもつ多田銀銅山の跡には資料館(悠久の館)が設置され、歴史や文化を知ることができます。かつての鉱山跡である間歩(坑道)が多く残っており、青木間歩は坑道に入ることができ、当時の様子を知ることができます。
 

1. 能勢電鉄日生中央駅
2. 毘沙門堂
3. 下阿古谷
4. 屏風岩
5. 道の駅いながわ
6. 南田原
7. 青木間歩・金山彦神社
8. 多田銀銅山 悠久の館
9. ソエ谷峠
10. 阪急田園バス「西谷の森公園口」バス停

コース概要

コース概要

北摂里山トレイルの中で最も距離が長いコースです。古い歴史をもつ多田銀銅山の跡には資料館(悠久の館)が設置され、歴史や文化を知ることができます。かつての鉱山跡である間歩(坑道)が多く残っており、青木間歩は坑道に入ることができ、当時の様子を知ることができます。

主な通過ポイント

能勢電鉄日生中央駅毘沙門堂下阿古谷屏風岩道の駅いながわ南田原青木間歩・金山彦神社多田銀銅山 悠久の館ソエ谷峠阪急田園バス「西谷の森公園口」バス停

目安時間

8.5時間

距離

約19km

難易度

易 ★★★☆☆ 難

スタート地点までのアクセス

阪急梅田駅から能勢電鉄日生中央駅まで約40分
阪急神戸三宮駅から能勢電鉄日生中央駅まで約65分

YMAP調査 
日生中央から多田銀銅山・西谷の森公園コース 2021.2
日生中央から多田銀銅山・西谷の森公園コース 2021.2
 
 

コーススポット

1. 能勢電鉄日生中央駅

ここからスタート!能勢電鉄日生中央駅。
日生中央駅の駅情報

2. 毘沙門堂

この分岐点を右斜め方向へ。集落の中に入っていきます。

石垣の左側にある道へ入っていきます。

江戸時代、木喰明満上人が全国行脚の途中に立ち寄り、猪名川町で初めて仏像を彫ったと言われている。7体の木喰仏が安置されています。
猪名川町観光協会の紹介ページはこちら

3. 下阿古谷

毘沙門堂から南へ下る途中にある1つの目印。下阿古谷のバス停。

ここまで南に下ってきましたが、ここで方向転換。
バス停を背にしてまっすぐ進み、小さな川を渡ります。

下阿古谷は、猪名川町の特産品である「寒天」を製造している「井谷寒天制作所」があります。下阿古谷では、寒天づくりの気候に恵まれ、明治時代から寒天づくりが活発でしたが、現在では井谷寒天制作所のみとなっています。
今でも昔ながらの製法が用いられており、田畑に天日干しされた寒天の様子は、町の風物詩として親しまれています。

4. 屏風岩

高さ30メートル、幅100メートルにおよぶ岩壁が、屏風のようにそそり立ちみごとな景観をつくりだしていることから「屏風岩」と名付けられるきっかけとなりました。

猪名川の清流の中にあって、春には桜、夏は蛍、秋は紅葉、冬は雪と、四季折々の姿を楽しめます。

設置されている看板。

5.  道の駅いながわ

毎朝、農家から直接運び込まれる地元野菜直売の他、十割そば打ち体験ができます。
道の駅いながわのホームページはこちら

近畿自然歩道の看板も設置されています。

ここから、南田原方面へ南に下り、多田銀銅山を目指します。
この写真のポイントは左方面へ。看板も設置されていますので、確認しながら進みます。

6. 南田原

住宅の中を通り抜けた所に、猪名川町歴史街道の看板が設置されています。
多田銀銅山まで続く、猪名川町歴史街道です。
猪名川町歴史街道については、町のホームページをご覧ください

少し急な所がありますが、ロープも設置されています。
比較的整備されていて歩きやすい道が続きます。

7. 青木間歩・金山彦神社

江戸時代に採掘されたと思われる手彫りの露天掘りと、削岩機などの機械を使って採掘された坑道との両方を楽しめます。
唯一、坑道内を体験できる間歩です。
ホームページはこちら

大同2年(807)頃に建立されたと伝えられています。天禄2年(971)、源満仲によって修理がなされたという伝承があります。
鉱山の神様で、各地の鉱山に建立されています。
ホームページはこちら

多田銀銅山跡周辺には、たくさんの間歩が史跡が残っています。

8. 多田銀銅山 悠久の館

北摂の山並みに広がる多田銀銅山の中心として栄えた銀山地区(旧銀山町)の歴史を紹介する施設です。
館内には多田銀銅山にまつわる絵図や古文書、鉱石・鉱山道具などの資料が展示されています。
ホームページはこちら

旧銀山町の町並みを感じることができます。

旧銀山町の面影が今ものこっています。
写真左側の門は、代官所にあった門を移築したという伝承があります。
当初は、馬に乗ったまま通れるほど高いものでしたが、移築の際に低くしたと言われています。

9. ソエ谷峠

多田銀銅山からゴールとなる宝塚市の西田の森公園口までは、少し荒れた道となりますので、注意しながら進んでください。
大きな山場はソエ谷峠の直前にある急な登りです。土砂崩れで道が荒れており、柵が設置されていますが滑落注意です。

ここを登りきると、少し広場のあるソエ谷峠となります。一部、砂利道となっていますので滑らないように気を付けてください。

ソエ谷峠到着!
少し広めの広場がありますので、ここで休憩してからゴールを目指します。

10. 阪急田園バス「西谷の森公園口」バス停

ソエ谷峠を抜けて、そのまま下っていくと車道に突き当たります。ここを右方面へ進みます。ある程度、車通りのある道ですので車に注意してください。

車道を進んでいくと、西谷の森公園へ進む分岐点が出てきますので、ここを左へ進みます。

ゴールの阪急田園バス「西谷の森公園口」バス停。